1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:27:49.12 ID:mdhxEyZ/0
一方「何でこの俺がそンなくだらねェことしなきゃいけねェンだよ!?」 

芳川「くだらないとは聞き捨てならないわね…。あなたがもう少し社会性を身につける上で体験しておいて損はないんじゃない?」 

打ち止め「私もバイトやってみたいな~、ってミサカはミサカは求人情報誌をペラペラめくってみたり」ペラペラ 

黄泉川「まあ、アンタは無理じゃん。年齢制限的に」ペラペラ 

芳川「どれにしようかしら、愛穂?」ペラペラ 

一方「オイコラ勝手に話を進めンな」 


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:32:23.83 ID:mdhxEyZ/0
黄泉川「何ならあたしの知り合いが経営してるファミレスで(ry」

打ち止め「それは止めた方がいいかも…ってミサカはミサカは率直な感想を述べてみる」

芳川「そうよ。初日からお客さんとトラブルを起こして店内で暴れて始末書オチが目に見えているわ」

黄泉川「確かに…高確率で有り得そうじゃん」ナットク

一方「オメェらなァ……」イライラ

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:35:19.30 ID:mdhxEyZ/0
打ち止め「これなんかどうかな、ってミサカはミサカは提案してみたり~」

黄泉川「ん、どれどれ…、ほう~パン工場での単純作業じゃんか…!」

芳川「工場での作業なら、接客もないし黙々と作業をこなせばいいんだろうから…案外向いてるかもね」

黄泉川「人員随時募集中とも書いてあるじゃん。きっと採用面接も比較的緩い感じじゃんよ」

芳川「これなら…面接落ちも回避できそうね。とりあえずここにしましょう…ええと、電話番号は…」ピポパポ

一方「不幸だァ…」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:40:46.99 ID:mdhxEyZ/0
―AM8時過ぎ・Yパン学園都市工場前

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

一方「…ここがバイト先の工場だな」ザッ

「お前…まさかこの工場でバイトするつもりなのか…!?」

一方「あ?…誰だテメェは…?」クルッ

カイジ「悪いことは言わない…止めておけ。ここは…まともな人間が働く場所じゃ…ない…」

カイジ「忠告はしたからな。…どうするかは、自分で決めればいい。――じゃあな」ザッ



一方(オイオイ…さすがに大袈裟過ぎンだろ…)ハイルゼ

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:41:32.04 ID:M9/HXFtX0
パン屋さンでェす

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:44:35.52 ID:mdhxEyZ/0
―敷地内

一方(たかだかパン作ってるだけだってのに…随分と大きな工場じゃねェか…)

一方「すいませン…バイトの者なンですが…今日初日で…」

警備員「ああ、でしたらここから直進して突き当たりを右に曲がってもらった所にアルバイトさん用の出入り口がありますので、そちらからお入りください」

一方「…分かりましたァ」

―工場内

一方「ええっと、入ったはいいがドコいきゃいンだ…?」

「おやおや、もしかして新人バイトの方ですかねー?」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:48:28.66 ID:mdhxEyZ/0
一方「あ、はい…そうですがァ…」

テッラ「どうも初めまして。人事課で神の右席の一人の者です。どうぞついて来てもらえませんかー」スタスタ

一方「わ、分かりましたァ」スタスタ

一方(人事の奴か…。その後の肩書が少し気になるが…まあいいか)

―受付場所前

テッラ「こちらがアルバイトさん専用の受付場所になります。ここの奥に更衣室があります」

テッラ「ちなみに今日はあなた以外にももう一人新人バイトさんがいらっしゃいますよ」

一方(…他にも新人が居るのか!少し心強えェじゃねェか…)

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:52:15.24 ID:mdhxEyZ/0
一方「ところでよォ。始業時間は9時だったはずだが…なンでこんなに早く来いと…」

テッラ「ええ、今日は初日なんで、前もって一通り仕事の説明や休憩室等の案内をさせてもらうからですよー」ガラッ

一方「なるほど、そういうことか」スタスタ

―受付場所内

テッラ「お待たせしてすいませんねー」   一方「ン?」

垣根「オイコラ遅ぇぞ!さっさと俺に業務内容を説明(ry」クルッ

垣根「」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:55:49.96 ID:mdhxEyZ/0
テッラ「おや、どうかしましたか…?」

一方「…ここの工場の業務用冷蔵庫は人工知能搭載型ですかァ~!?」ゲラゲラ

テッラ「はあ?」

垣根「テメェ…コロすぞ」ガタッ


―5分後・更衣室内

一方「で、何でオメェがこんなとこに居ンだよ…」

垣根「それはこっちのセリフだろうが…」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:00:07.35 ID:mdhxEyZ/0
一方「…主にヨミカワ共に社会性なンだので…無理やり(ry」

垣根「奇遇だな…俺もソイツに社会復帰の第一歩とかで無理やり(ry」

一方「ところでよォ…これ、マジで着ないといけないンですかァ…」ゴクリ

垣根「仕方ねェだろ…工場だと衛生管理とか厳しいだろうから、な」ゴクリ

―受付場所内

アックア「――人事課長で神の右席かつ聖人の者である。簡潔に業務内容を説明させてもらうのである」

一方・垣根「「はいはい」」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:03:40.80 ID:mdhxEyZ/0
アックア「諸君の就業時間は8時間、間に休憩が1時間。変動制のバイトで、本日の配属先は後でテッラに聞けばよいのである」

アックア「業務内容に関しては就業場所の社員に聞いて欲しい。場所は先刻配布した工場内見取図を参考にするように。以上である」

一方・垣根「「簡潔過ぎだろッ!!?」」

アックア「――私は大変多忙なのだよ。あとは任せた」スタスタ

テッラ「まあ、課長は長話は好きじゃない方なんですよー」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:07:25.12 ID:mdhxEyZ/0
一方「それより…わざわざ課長が一介のバイト相手に説明に来るか普通…?」

垣根「俺達がVIP待遇されてるってことだぜ、きっと…!」

テッラ「もう8時25分ですねー。とりあえず手早く食堂等の位置確認のため案内させてもらいます」スタスタ

一方「行くぞ冷蔵庫くゥン」スタスタ

垣根「黙れ」スタスタ

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:10:11.41 ID:mdhxEyZ/0
―受付場所内(案内後、戻って来た)

ヴェント「え~と、○○さんは今日食パン課ね。あ、△△さん~来週月曜シフト入れる?□□さん、悪いけど明日はお休みでお願いね、生産少ないから」

ざわ・・・        ざわ・・・

垣根「おい、他のバイト共がぞろぞろ出勤してきたようだな」

一方「…見りゃ分かるっての」ケッ

テッラ「お二人は今日は、“菓子パン課”というところで働いてもらいますねー」チェック

垣根「今日は…って毎回働く場所が変わるのか…?」

一方「さっき人事課長さンが変動制のバイトだって言ってただろーがよ」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:15:20.10 ID:mdhxEyZ/0
テッラ「まあ、そういうことです。このあと菓子パン課の事務所に行ってもらって、そこで氏名と就業時刻を専用の用紙に記入してください」

テッラ「あとはその場にいる社員さん達の指示に従い、現場へ行って働いてもらいます」

垣根「残業はあるのか?」

テッラ「まあ、課によりますし…繁忙期かどうかでも変わるので、一概には言えませんねー。勿論、頼まれても断ればそれなりの対応はしてもらえるでしょうし」

テッラ「残業代はちゃんと出ますのでご安心を」

一方「休憩はちゃんと貰えるンだろうな」

テッラ「ご心配なく。その辺は厳しく指導を徹底していますので、ちゃんともらえますよ(少なくともバイトの方は)」

テッラ「ただ、課によっては1時間まとめてでなく、昼食用の休憩45分と残りのトイレ休憩15分にわけて与えるところもありますが」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:21:18.06 ID:mdhxEyZ/0
―8時54分

一方「他のバイト共はもうそれぞれの課の事務所に行ったみてェだな」

垣根「俺達もそろそろ行くか…え~と菓子パン課の事務所は…」ミトリズ

テッラ「ああ、ご心配なく。菓子パン課の専属バイトさんと3人で行ってもらうんで、案内してもらえますよ」

一方「変動だけでなく専属のヤツもいンのか」

垣根「でも、俺達以外もうこの部屋には人いねぇぞ」

テッラ「いや、まだ来ていないだけなんですよねー…」ウ~ム

  ガラッ

「超おはようございま~す」タタ

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:25:39.58 ID:mdhxEyZ/0
テッラ「あ、おはようございます…絹旗さん」

ヴェント「もう少し余裕を持って出勤して欲しいものね」

一方「ン?」チラッ  垣根「あ?」チラッ

絹旗「」

テッラ「おや、どうかしましたか?」

絹旗「ゲホゲホ…き、急に心臓発作が…!超早退させてもらえませんか…!」

一方「嘘つけ」

垣根「ピンピンしてるじゃねーか(つかコイツ中学生じゃなかったっけ?)」

ヴェント「困るわねぇ。ドタキャンされると現場から文句言われるのは私達なのよ」


アックア「もう9時前である。早急に準備をして新人を案内するように」ザッ

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:27:13.65 ID:Z57tRc0w0
絹旗キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:27:54.50 ID:M9/HXFtX0
もあいちゃんをこねこねしたい

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:29:32.07 ID:mdhxEyZ/0
―8時57分

(手洗い、ローラー掛けをし、いざ菓子パン課の事務所へ出発)

絹旗(今日は超厄日でしたか…?超生きてる心地がしないです…)

一方「おい、このガキ…フツーに下着が透けて見えてンだが…」ヒソ

垣根「だな。…どーせ経費削減とかで作業着の布生地が安物だからじゃね?」ヒソ

一方「…まあ、中学生以上には興味ねェンだがな」ヒソ

垣根「…ブレねぇな、お前」ヒソ

絹旗(何だか超品定めされている気がします……)ゾクッ

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:33:32.17 ID:mdhxEyZ/0
垣根「それより何でテメェこんなとこでバイトしてんだよ?アイテム解散したのか?」

絹旗「も、勿論そっちの仕事もやってますよ。これは超兼業です。シフト自由に入れられるし後から変更もしやすいんで超便利なんですよ」

垣根「ところでお前中学s」

絹旗「ここでは超17歳の高校2年生という設定になっていますッ」キリッ

垣根「オイ無茶すんな」

一方「つーかよォ、専属ってェのは変動と何か違うのか?時給とか」

絹旗「同じですよ。別になろうと思えば誰でもなれますよ、違うのは帽子の色が超白なだけで」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:36:53.01 ID:mdhxEyZ/0
垣根「そういや俺達の帽子は青で、他のバイトの女の子の帽子はピンクだったな」

一方「そういや白の奴も何人かいたな…あいつらは全員どっかの専属なンだな」

絹旗「全員…ってわけでもないっぽいです。期間限定の超短期の人はだいたい青・ピンクで、超長期の人は白だったような…」

絹旗「…正直超どーでもいいことなんですけど」ココデス      ガラッ

一方「中に誰も居なくねェか…?」チラッ

垣根「奥の方に居るんじゃね?」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:39:23.25 ID:mdhxEyZ/0
―9:01・菓子パン課の事務所

社員「まったく、もっと早く来てくれないとコッチも段取りってのがあるんだからね~?気を付けてもらえんかな」ッタク

絹旗「超すいませんでした」ペコリ

一方「すいませンでしたァ(あァン!?ミンチにしてパンに挟ンでもいいンだぜェこの野郎ォ…!!)」イライラ

垣根「ワリィワリィ(あ?何だテメェ死にてぇのか…?)」イライラ

社員「おい絹旗、さっさとその2人連れて現場行けよ」シッシッ

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:43:01.56 ID:mdhxEyZ/0
―階段

絹旗「まったくあなた達のせいで超イビられちゃったじゃないですか…!」ムッ

垣根「もとはと言えばテメェが出勤するのが遅かったからだろ?」

一方「とりあえずあの社員は帰りがけにスクラップしようぜ、なァ…ていとくン」ニヤリ

垣根「当然だろ。俺達の世界の常識を体に叩き込んでやるか」ケッ

絹旗「超やめてください…なんとなく私まで退職するハメになりそうなので」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:47:03.20 ID:mdhxEyZ/0
―菓子パン課・現場

ガコンガコンガコンガコン プシュー ウィーンウィーンウィーンウィーンウィーン ガガガガガガ ドロドロ


木原「おはよーお絹ちゃん、と新人バイト君達ィ…!」ニヤリ


絹旗「超おはようございます」

垣根「よぅ」

一方「」

絹旗「あ、こちらが班長の木原さんです。白帽子に超黒のラインが付いているのが目印です」ヒソッ

垣根「どうした一方通行、挨拶もできねぇのか?」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:52:13.56 ID:mdhxEyZ/0
一方「なンで木ィ原くンが居るンですかァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!?」


絹旗「って何いきなり超絶叫しちゃってるんですか…!?」

垣根「これだからマジキチは困るよな」

木原「―――とりあえずテメェらは人間のクズだ。人権なんてものはねぇ」ギョロリ

木原「―――テメェらの代わりはいくらでもいるんだ。せいぜいYパンの奴隷としてあくせくこき使われることだ、な」ニヤリ


木原「 わ か っ て 、く れ た か な ぁ 」


絹旗「超ラジャです」ボー  垣根「わかりました」ボー

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:56:58.75 ID:mdhxEyZ/0
一方「何でていとくンまで洗脳されてるンだァァァァァァァァァァァァァァ!!?」


木原「それじゃ、お絹ちゃんはいつも通り成形入ってね。あと五分くらいでイチゴ(ジャムパン)流れるから機械周り布巾で拭いといて」

絹旗「はい」スタスタ

木原「そっちの冷蔵庫くんはあっちで原料開封してもらおうかな。オイ、やり方教えてやれ!」

オーソン「は、はい…」   垣根「お願いします」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:00:12.47 ID:mdhxEyZ/0
一方「木原、テメェ…!」ザッ

木原「おっと、どうしたのかな~新人くん?」

木原「分かっているとは思うが、お前はここにバイトをしに来たんだよなぁ…?」

木原「社員である俺に対して、ナめた口を聞ける立場じゃないことは、分かっているだろ…?」

一方(この野郎…!だが、コイツの言っていることは…あながち間違っては…いねェ)ギリ

木原「ここでバックレて帰っちまっても別にいいがよ、…お前を快く送り出してくれた連中は、さぞかしがっかりするんだろうなぁ~オイ」

一方「……………」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:04:38.63 ID:mdhxEyZ/0
一方「ケッ、さっさと俺にも指示を出しやがれ…ってくだ…さいよォ、木原…サン…」イライラ

木原「ようし、それでいいんだよ。―――バイトくん」ニッ

木原「――それじゃ、お前は包装に行ってくれ。機械で袋詰めした商品を検品してもらう」

木原「この先をまっすぐ進んだところにいる社員に聞けば分かる。走るなよ」

一方「…分かり、ました」チッ   スタスタ


―包装

一方「班長サンにこっちに行けって言われて来たンですが…ちなみに新人でェす」

木山「ああ、君が噂の…いやいや、ただの新人君か」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:06:47.44 ID:mdhxEyZ/0
一方(…ババアしかいねェのかよこの工場は…?)ハア

一方「で、何をすればいいンですかァ?」

木山「そうだな…正直言うと今日は人手が足りてるから…特にこれと言ってやってもらいたい仕事はないのだが」ウ~ン

一方「はァ!?」

木山「ということで、掃除でもやっといてくれ」ハイモップ

一方「…」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:09:27.80 ID:mdhxEyZ/0
木山「それから、1時間置きに衛生チェックということで、全員の背中のローラーがけ」

木山「ついでに、溜まったゴミを随時ゴミ置き場に持って行ってくれ。場所は後で教えるから」

木山「他には、…中身が減った霧吹きの補充や、アルコールバケツの交換などなど…」

木山「まあ、雑務全般をやってもらおうか」

一方「まさか…ンなことを一日中やれっていうのか…?」ゴクリ

木山「ああ。休憩は正午のベルが鳴ったら行ってくれ。で、1時にまたここに戻って来ること。質問は…?」

一方(マジ…かよ…)

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:12:37.29 ID:mdhxEyZ/0
―12時半頃・休憩室にて

  ガヤガヤ

一方「…」ゴクゴク

一方(全員一斉に休憩なンかと思ったら…違うらしいな)

一方(どうやら各人時間をずらすことで製造ラインを止めないようにしているようだ)

一方(…まあ、俺は製造ラインにすら関われそうにないらしいがな)

  ガラッ

垣根「おう、一方通行じゃねェか」  絹旗「もうお昼ごはんは超済ませちゃったんですか?」

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:19:22.31 ID:mdhxEyZ/0
一方「…オメェらか」ケッ

一方「つか…木原に対するオメェらのあの従順ぶりはなンだったンだよ…?」

垣根「あ?…ああ、さっきのアレか。俺にもよくわからねぇが…何かあのおっさんの雰囲気に飲まれちまってよ…」

絹旗「工場という閉鎖的な空間の中だと、慣れない人間は超委縮してしまったりするものなんですよ」

一方「オメェは専属だろーがよ」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:24:53.59 ID:mdhxEyZ/0
垣根「とりあえず俺らは12時半から休憩入ったから、メシ食って来るわ。じゃーな」ガラッ

絹旗「第2位さん、食堂は超逆方向ですよ~?」ガラッ


一方(…午後も同じ作業の繰り返し…か)カッタリー

一方(食堂に置いてあるパンは無料で食えるらしいが…さっき行った時は食パンしか置いてなかったぞ)

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:29:44.83 ID:mdhxEyZ/0
―13時過ぎ

木山「あ、おかえり。ちょっと製品の番重を配分場へ運ぶのを手伝ってくれ。結構重いんだ」

一方「ハイハイ」ベクトル~

―14時過ぎ

木山「ちょっとビニール手袋の替えを事務所に取りに行ってくれないか。走らずにね」

一方「あいよ」テクテク

―15時過ぎ

木山「この余った原料を冷凍庫にしまっといてくれ。場所は(ry」

一方「ああ、分かってるぜェ」

―原料倉庫

一方「…」カパッ    垣根「…ムカついた」

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:37:55.31 ID:mdhxEyZ/0
―16時過ぎ

一方「ほい、ローラー」コロコロ

絹旗「超手際良くなりましたね」

一方「つか、今思ったンだが…現場でマスクしないでいいのか?」

絹旗「マスク必須の課もあれば、しなくていい課もあって…超統一されてないんですよ」

絹旗「ゲホッゲホッ」

一方「おい、あんパンの表面にオメェの唾液が…」

絹旗「まあ、この後焼成されるから…たぶん雑菌は超死滅しますよ…!」

一方「何だかなァ…」

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:44:37.49 ID:mdhxEyZ/0
―17時過ぎ

絹旗「あ」コローン

一方「オイ、何かのパンの型が地面に落ちたぞ」ホイ

絹旗「どうも」パサパサ

一方「って、ちょっと払ってそのまま使うのかよ…」

絹旗「超3秒ルールですよ。私の場合は窒素的に除菌しているので完全セーフですッ」

一方「何だかなァ…」


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:46:23.48 ID:uv+J38hM0
>>1 
ヤマザキ経験者? 

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:50:54.38 ID:mdhxEyZ/0
>>53 そう 

―17時15分過ぎ 

―冷凍庫内 

一方「冷蔵庫くゥン生きてるかァ~」 

垣根「見ろ、一方通行」 

一方「あ?何だこれは…?」 

垣根「この原料Aとこっちの原料Bを俺の未元物質で合成することによって(ry」 



木原「おいこら」ガラッ 

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 23:54:49.83 ID:l31LT6XoO
最愛ちゃんエキス入りあんぱん…

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 00:00:07.18 ID:hAtnSehy0
―17時30分過ぎ

一方「洗い物とか楽ちンでェす」シュパパパパパパパパパ

垣根「つーか、原料開封数おかしかったんじゃねぇか?何でこんなに余ってんだよ」ベトベト

一方「オメェのせいだろ明らかに」

絹旗「第2位さん、超廃棄するのも他の奴と混ぜないでください。一応分別処理なんで」

一方「分別ゥ?さっき捨てに入ったゴミ袋には製品不良も紙も原料もごちゃ混ぜ(ry」

絹旗「…まあ、社員さんでもちゃんと分別しない人超いますからねぇ」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 00:06:34.47 ID:sdAP7MLV0
―17時45分過ぎ

木原「あと1クォーターだぜ、頑張りな」

垣根(普通に15分でよくないか…)

絹旗「今日は全体に生産少ないんで超定時で上がれそうですよ」

一方「…全然疲れてねェンだけどよォ」

木山「一方通行くん、ちょっと台車を回収してきてくれ。全力で…!」

一方「ハイハイ」

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 00:13:30.55 ID:sdAP7MLV0
―18時前

木山「少し早いけど、もう上がっても構わない。――ありがとう、お疲れ様」

木原「一方通行、お前も…やればできるじゃないか…!!お疲れさん、帰っていいぜ」ニッ

一方「そんじゃ、お言葉に甘えてェ…」ペコリ



一方(あれ、…何かいい話っぽく纏めようとしてねェか…?)スタスタ

垣根「やっと終わったな~!まったく…時計の針との熾烈な戦いだったぜ」スタスタ

絹旗「一旦菓子パン課の事務所に戻って、超退勤時刻を記入したら今日のお仕事は完了ですよ」スタスタ

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 00:18:09.53 ID:sdAP7MLV0
―事務所

上条「一方通行…まさかお前がここでバイトを始めたとはな」ゴクリ

一方「三下ァ…ここで会ったが100年目(ry」

絹旗「超夜勤の人ですか?この時間からだと…18時から朝の5時までですね。休憩1時間のみで計10時間労働ですか」

上条「………上条さんは火の車な家計を支えるために影で頑張っているんですよ。まあ、慣れると結構何とかなったり」アハハ…ハァ

垣根「とりあえずカローシには気をつけろよ」

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 00:22:31.87 ID:sdAP7MLV0
―受付場所内

アックア「―――初日の感想はいかがであるか?」

一方「まあ、こういうバイトもあるンだなってェ感じだな」

垣根「まあ、多少のヒマつぶしには…なったかもな」

アックア「ところで諸君、シフト予定表を提出したということは…ここでのバイトを継続する意思があると見て良いのであるな?」

一方「…月に一度来るだけでもいいンなら…ちょっと顔出してやってもいいかと思ってよ」

垣根「俺もだ…まだあのクソ社員をボコ…粛清してねぇからな」

アックア「よろしい。―――お疲れ様なのである」

絹旗「超帰りましょうか、…二人とも」チョコン

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 00:25:33.97 ID:sdAP7MLV0
―外

一方「十年ぶりに外気に触れたような気分だぜ…」

垣根「就業中は休憩時間含めて一切工場内から出られないことになってたしな」

絹旗「さて、私はこれから近所の映画館で超マイナーな映画でも見に行きますんで、それではノシ」

垣根「映画か、奇遇だが俺も何か見たいと思ってたところだ」

一方「俺もだぜ、ていとくン。この近くの映画館にでも寄っていこうかなァ」

絹旗「え」

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 00:29:23.55 ID:sdAP7MLV0
―人事課

ヴェント「何だかんだであの2人、大きな問題を起こすこともなく――」

テッラ「――無事に仕事をこなしてくれましたねー」

アックア「…想定外の結末であったな」

  プルルルルルルルプルルルルルルルルルルル  ガチャ

ヴェント「あ、もしもし~工場長?何か用?」

『怠惰で性格の悪い社員1名を粛清したんだよ。直ちに新たな人員の補充を頼めるか?』

ヴェント「了解♪」ガチャ

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 00:36:31.33 ID:sdAP7MLV0
―菓子パン課現場

木原「お前がここのラインに入った途端、急に機械の調子が悪くなってな」コンコン

木原「整備班が修理し終えるのに時間がかかりそうなんで…」

木原「とりあえず人事課の方に行って聞いてくれ…確か加工ラインが人足りてないと思うから」

上条「すいません…」

木山「君が誤ることではないだろう…?」

上条「いえ、なんとなく…」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 00:42:46.59 ID:sdAP7MLV0
―人事課・面接室

テッラ「パンは好きなんですかねー?」

駒場「―――特段好きというわけでは…」

ヴェント「採用決定」

駒場「え」

アックア「とりあえず准社員(人件費格安)として頑張ってもらうのである」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 00:49:24.10 ID:sdAP7MLV0
―映画館

一方「何だったンだよ、この映画は…」

垣根「タイトル見なかったのか…『実録!B級グルメの真実』…」

絹旗「これぞB級映画の金字塔だと超推薦したい出来でしたね!」

一方「ハシゴしようぜ」ヨッコラセ

垣根「これ見たくねぇか?」ホレヨンデミロ

絹旗「…『超超堕天使エロメイd」

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 00:58:46.66 ID:sdAP7MLV0
―加工ライン

ウィーンウィーンウィーンウィーンウィーンウィーンウィーンウィーンウィーンウィーンウィーンウィーンウィーンウィーンウィーンウィーン

上条「ランチパックの製造現場に来たのは初めてだな~」

駒場「―――即決採用された上、(作業着を着て)即現場に投入されるとは…」

上条「…ところで」

駒場「…何をすれば」

社員「ちょっと兄ちゃんたち…!ボーと突っ立ってないで自分で仕事さがさなあかんよォ~」アクセク

社員「そですよ。そなとこ、立てたら邪魔」アクセク

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 00:59:34.74 ID:l8dkahdpO
従業員から何から直接には関わりたくない工場だな

絹旗パンだけ売ってくれ

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 01:06:40.38 ID:sdAP7MLV0
>>72 まあここに挙げてるのはやや極端な例なので・・・
  みんながみんなこういう人たちってわけではないです
  ただこういう感じの人も実際にいるということは事実



75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 01:14:40.61 ID:l8dkahdpO
>>73
ああ済まんモチーフにした実際の工場の話じゃなくて面子の話

白いお皿は何枚か持ってる

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 01:10:30.94 ID:sdAP7MLV0
―映画館

>とうまさん、すべてをわたしにゆだねていいんですよ~

>だ、だめだ・・・カオリ・・・お、おいどこさわって(ry

>きゃっきゃうふふふ(ry


垣根「このAV男優どっかで見たような」

一方「つーかどう見ても…」

絹旗(…結局見入っている自分に気がついて超怖いです…)ジー

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 01:21:41.65 ID:sdAP7MLV0
―20時半頃・加工ライン

上条(とりあえず裁断機に食パン(直方体のでっかいの)を置く作業…時間経たねえ…)

ビービービー

上条「え?赤いランプが!?」

社員「ちょっと!並べる方向間違えてない!?」



駒場「ジー」

駒場(“目視”―――ランチパックの合わせが行われる機械の横で待機し、不良品を排除する作業と聞いたが…)

駒場(ラインの高さが低いので…腰が…)ボーダチ

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 01:29:51.16 ID:sdAP7MLV0
―映画館

垣根「なんかムラムラしねぇか…」

一方「なんかムラムラするなァ…」

絹旗「!?」

絹旗(こ、これはもしかして…!!超貞操の…ピンチッ!?)ヒャア

垣根「一方通行…」クルッ

一方「ていとくン…」クルッ

垣根・一方「「キャバクラ行こうぜ」」

絹旗「え」

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 01:37:40.79 ID:sdAP7MLV0
―人事課

ヴェント「それじゃあお先に~」

テッラ「後方さんは大丈夫ですかー?」

アックア「私は人事課長であると同時に神の右席で聖人でもあるのだよ」

アックア「睡眠をとらずとも…24時間体制で残業が可能なのである」デスクワーク

ヴェント「無理しないようにね」スタスタ

テッラ「私の自家製のコッぺパンを机上に置いておきましたで、空腹時に食べてくださいねー」ガチャ


アックア(既に食べてしまったのであるが…)

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 01:45:29.68 ID:sdAP7MLV0
―21時過ぎ・路上

一方「と、思ったが…俺は帰るぜ」ザッ

垣根(…そろそろ禁断症状でも出てきたのか?)

垣根「さてと…」チラッ

絹旗「ひッ!?」ビクッ

絹旗「超未成年者略取ですね!?お巡りさん、こっちです!!」


垣根「ったく違ぇよ。――夜道は危ないだろ、送ってやるよ」フッ


絹旗「は、はあ…、超…ありがとうございます」

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 01:48:50.79 ID:sdAP7MLV0
―帰宅後

打ち止め「お帰りなさいってミサカはミサカはホップステップジャ~ンプを決め込んでみたり~」ピョンピョン

一方(ふう…ようやく心が洗われるぜェ…)ナデナデ

芳川「で、どうだったの?例の工場のバイトの方は?」

黄泉川「無事トラブルを起こすことなくこなせたじゃんか?」

一方「当ったりめェだろうがよォ…!」
                                完


…そろそろ寝ないと明日がきつい。中途半端ですまんノシ

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 01:53:17.51 ID:9DC11EYs0
乙乙
何かほのぼのして終わったな
カイジは結局何で出たのか気になる…

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 01:55:38.75 ID:l8dkahdpO

恐ろしい面々とは裏腹にきちんと働いてたなw

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 01:56:46.25 ID:DkW4WcRMO
カイジ根性無さすぎワロタ
なごんだわ、乙

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