1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 01:22:49.66 ID:ase4uwn10
七咲「なったらどうします?」 

橘「え、え~と?」 

七咲「例えばの話ですよ、例えばの」 

橘「そんなこと急にいわれても……」 

七咲「……わかりました。視点を変えましょう」 

七咲「これは先輩の妄想力を試すテストです」 

橘「な、何だって!?」ピクッ 

七咲「高得点ならご褒美に……」 

橘「待って!そこから先はいわないで!」 

七咲「え?」 

橘「それこそ妄想させてよ!ご褒美を!」 

七咲「……ですよね」 

 




3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 01:27:58.85 ID:ase4uwn10
七咲「で?私が記憶喪失になったらどうするんです?」

橘「う~ん、記憶を取り戻させる為に色々やってみるかな」

橘「……例えば~」

ガサゴソ

橘「あった、あった」

橘「これを着たら何か思い出すんじゃないかな、と」

七咲「なっ……何で先輩が女子の水着持ってるんですか!?」

七咲「し、しかもこれ塚原先輩の水着じゃないですか!?」

七咲「……何やってんだ!この変態!」

橘「ち、違うんだ!僕の話を聞いてくれ!」

七咲(どんな弁解をしてくれるのかな?)

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 01:34:07.02 ID:ase4uwn10
橘「これはね、さっき森島先輩から渡されたんだ」

七咲「……意味がわかりません」

七咲「どういうことですか?」

橘「さっき森島先輩が息を切らせながら僕のところに走ってきてね」


ーー
ーーー
森島「た、橘君!お願い!何も聞かないでこれを預かって!」

森島「私、追われてるから……それじゃあ!」ダッ

塚原「はるかー!待ちなさい!」
ーーー
ーー


橘「みたいな」

七咲「ま、ますます意味がわからないですよ!?」

橘「……僕だって意味がわからないよ」

橘「でも、預からない訳にはいかないだろ?」

七咲「この人は……」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 01:41:57.86 ID:kyxj1yO2O
>>5
ラブリーならやりかねないから困る

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 01:40:15.28 ID:ase4uwn10
七咲「と、とにかく!」

七咲「これは私が没収します!」

七咲「あとで塚原先輩に返しておきますから」

橘「だ、ダメだよ!」

橘「それは僕が森島先輩から託されたものなんだ!」

橘「そんなことされたら僕と森島先輩との間の信頼関係が崩れ去ってしまうよ!」

七咲「だからといって、見過ごすわけには」

橘「……他の水着」

七咲「え?」

橘「代わりに他の水着を差し出せば、森島先輩も許してくれるかもしれない!」

七咲「は、はぁ!?」

橘「だ、だから七咲!僕に七咲の水着をくれないか!?」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 01:44:16.96 ID:hi8VgNcR0

クソロダでスマーン!

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 01:45:29.11 ID:ase4uwn10
七咲「ど、どうしてそうなるんですか!?」

橘「……わかったよ、七咲」

橘「そうやって僕と先輩との関係をソエンにしてしまえばいいさ」

七咲「は、はぁ」

橘「うん、七咲は何も間違えてないよ」

橘「不適切なのは僕と先輩の関係だったね……」

七咲「わかりました!わかりましたから!」

七咲「私が一肌脱げばすむ話なんですね!?」

橘「ほ、本当に!?」

七咲「もうこんな力技禁止ですよ!?」

七咲「あと先輩との不適切な関係って言い回しをやめてください!」

七咲「……アダルトな感じがするので」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 01:53:16.25 ID:ase4uwn10
七咲「……はい、どうぞ」

スッ

橘「い、いやっほおおおおおおう!七咲の水着だ!」

七咲「ぜ、絶対に変なことに使わないで下さいよ!?」

七咲「変なことにつかったら……絶交ですからね!?」

橘「わ、わかってるよ!」

橘「間違えても『な、何て伸縮性だ……サイヤ人のバトルスーツか!?』とかやらないから!」

橘「それと『スク水ってこんな味なのか……夢も何もあったもんじゃないな』とかやらないよ!?」

七咲「ぐ、具体的なのやめてください!バカなんじゃないですか!?」

橘「お、落ち着いて!?冗談だよ?」

七咲「先輩の冗談は冗談に聞こえません!」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 02:02:24.29 ID:ase4uwn10
七咲「……何の話してましたっけ?」

橘「記憶喪失の七咲に水着を着せてみよう!って話だよ」

七咲「余計な一言をつけないでください」

七咲「……真面目に答えてくださいね?」

七咲「私が記憶喪失になったらどうするんですか?」

橘「水着は我ながらいいアイディアだと思ったんだけど」

橘「う~ん、そうだなぁ」

橘「……美也と紗江ちゃんにも協力してもらおうかな」

橘「僕一人で何かするよりもいいと思うし」

七咲「……真っ当なところできましたね」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 02:13:09.11 ID:ase4uwn10
橘「あの二人なら僕の知らない七咲を知ってるだろうし」

橘「きっと早く回復するはずだよ」

七咲「……先輩?」

橘「何?僕の完璧な対応にびっくりした?」

七咲「つまらないです!」

橘「えぇ!?」

七咲「何で斜め上の発想をしてくれないんですか!?本当に橘先輩なんですか!?」

橘「真面目に答えろっていったのは七咲じゃないか!?」

七咲「真面目に斜め上なのが先輩の持ち味です!」

橘「何てことだ……何だか僕がスゴくダメな人みたいじゃないか」

七咲「……今更何を言ってるんですか?」

橘「……ですよね」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 02:20:23.91 ID:ase4uwn10
橘「……じゃあさ、逆に聞くけど」

七咲「何ですか?」

橘「七咲は僕がメロンパンになったらどうする?」

七咲「……またわけのわからないことを聞きますね」

橘「しかもメロンパンになってしまった僕を、残虐仮面超人絢辻詞が一口サイズにちぎって梅原の口に詰め込もうとしてるの」

橘「七咲ならどうする?」

七咲「どうしようもないじゃないですか、それ」

橘「はい、死んだ!」

七咲「え?」

橘「クールを通り越して冷血なスポーツ少女に見捨てられたせいで僕死んだよ!」

七咲「や、やめてください!人聞きの悪い!」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 02:25:53.26 ID:hi8VgNcR0

ねむい
はよ

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 02:27:57.54 ID:ase4uwn10
橘「……助けてよ」

橘「哀れな僕を助けてくれよ!七咲!」

七咲「助けます!助けますから!」

七咲「そういう、今にも泣きそうな目で私を見ないでください!」

七咲「……そうですね」

七咲「私が食べてやりますよ、先輩を」

橘「え?」

七咲「残虐裏表超人絢辻詞の手から先輩を奪い取り!」

七咲「私が食べてやります!」

橘「た、食べられたら僕が死んじゃうじゃないか!」

七咲「大丈夫ですよ?」

七咲「先輩は私の身体の一部となって、永遠に生きるのですよ……ふふふ」

橘「怖いよ……怖すぎるよ……」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 02:29:58.64 ID:ob/HVf100
これ絢辻さん聞いてるだろ

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 02:36:46.95 ID:ase4uwn10
橘「……例えの話はもうやめよう」

七咲「……ですね」

橘「七咲?今僕らに差し迫ってる問題が何かわかるかい?」

七咲「……生命の危機?」

橘「そうだね、これはもうダメかもしれないね」

七咲「せ、先輩がいけないんですよ?わけのわからないことを言い出すから、いけないんです!」

橘「七咲だってノリノリだったじゃないか!」

七咲「……言い合いはもうやめましょう」

橘「そうだね……それよりも」

橘・七咲「逃げなきゃ!」

絢辻「橘君!?誰が残虐仮面超人だって!?」

絢辻「それとそこのあなた!その男に何を吹き込まれてるの!?」

絢辻「……ま、待ちなさいよ!待って!……逃げんな!」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 02:40:02.84 ID:z9q87dw8O
食べられるのはアリだろ七咲の血となり肉となりおっぱいとな……おっぱい?

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 02:47:30.04 ID:ase4uwn10
絢辻「さて、どうしてくれようかな?」

橘「……七咲は見逃してあげてくれないかな?」

七咲「い、いえ!先輩を見逃してあげてください!」

絢辻「……わかったわ、私も鬼じゃないからね」

絢辻「……二人は同じお墓に埋めてあげるわ」

橘「ははっ……絢辻さんは優しいなぁ!」

七咲「先輩、ずっと一緒ですよ?」

絢辻「……こんなときにまでイチャイチャしないでよ、腹立つ」

絢辻「はぁ……私も二人の会話を盗み聞きしてて悪かったわよ」

絢辻「……いいわ、次の言葉を大声で復唱したら許してあげる」

絢辻「絢辻さんは裏表のない正義超人です」

絢辻「はい、復唱」

橘・七咲「あ、絢辻さんは裏表のない正義超人です!」

絢辻「……よろしい」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 02:59:26.31 ID:ase4uwn10
橘「……怖かったなぁ」

七咲「……怖かったですね」

七咲「ゾックめ」ボソッ

絢辻「だ、誰がゾックよ!?」

橘「ま、まだいたの!?」

七咲「絢辻イヤーは地獄耳ですね」

橘「……デビルマン?」

絢辻「だからね、人を悪魔扱いしないでよ……私だって傷つくからね?」

絢辻「……もう帰る」

橘「……ま、待ってよ!絢辻さん!」

七咲「あ、先輩……」

七咲「……浮気者め」



おわり