807:おさかな煉獄:2011/06/08(水) 10:09:47.00 ID:kBEOpYfK0

水槽みてたら思いついたネタ、さかなくん先生が禁書を書いた的な 


「なあインデックス、どうしてウナギは長時間水の外で生きていられるんだ?アレって魚なんだろ?」 

「突然どうしたの?とうま」 

「いや、なんとなく。なんでだろうなって」 

「よくわかんないけど、ウナギはエラ呼吸以外にも皮膚呼吸が異常に発達しているからじゃないかな」 

「あのぬるぬるに空気中の酸素が溶け込んで、それで呼吸するってことか。んじゃあドジョウも同じなのか?」 

「ドジョウはエラと皮膚だけじゃなくて、口から空気を取り込んで腸で酸素を吸収できるんだよ」 

「へえ~、じゃあドジョウがオナラするのは腸呼吸しているからだったんだな。あ、そうだドジョウと言えばドジョウ豆腐」 

「ほえ?ドジョウが入ってるお豆腐のこと?」 





「水を張った鍋に豆腐と生きたドジョウを入れて火に掛けると、熱さから逃れるためにドジョウが豆腐に飛び込んでいくっていう」 

「出来上がりは見た目ただの湯豆腐だから、生臭が禁じられてたお坊さんが好んで食したってのは作り話みたいだよ?」 

「そうなのか?まあ言われてみれば豆腐に潜る前にドジョウが茹で上がっちゃいそうだけどな」 

「うんうん、ドジョウの潜る性質を利用した拷問なんてのはあるんだけどね」 

「拷問?どんなことをするんだ?」 

「それは……えっと……ど、ど忘れしちゃったんだよ!」 

「(完全記憶能力……)そっか、ど忘れなら仕方ないよな。そうだ、シマドジョウって知ってるか?」 

「日本中の河川にいる小型のドジョウの仲間で、日本産淡水魚には珍しく観賞用として欧米への輸出もされてる魚だね」 

「さすがインデックスだなあ。そう、小さいんだよ。子供用だよな」 

「え?」 「え?」 

808:おさかな煉獄:2011/06/08(水) 10:12:02.14 ID:kBEOpYfK0

初春「サザエのグルグルの部分って、お店で出てくるときなんで捨てておいてくれないんでしょう……」 

佐天「ワタのこと?アレがおいしいんじゃない!」 

初春「私はどうも苦手です。見た目気味悪いですし苦いじゃないですか」 

白井「ワタは新鮮ならほのかに甘みがあって御刺身でもいけますのよ?まあ、苦い部分もありますけど」 

御坂「新鮮なサザエかあ。この辺りではなかなか手に入るものじゃないわね」 

佐天「あ、じゃあじゃあ、淡水の貝類はどうですか?タニシとか」 

御坂「タニシって、テレビで見る水田のふちにがっつりケバケバしいタマゴつけてるアレでしょ?なんかイヤだなあ……」 

白井「お姉様、それはスクミリンゴガイ、通称ジャンボタニシといって一般に食用とされるタニシとは別物ですの」 

初春「古くから日本で食用とされてきたのはマルタニシとオオタニシいう種類ですね」 

白井「だけど、淡水貝は寄生虫や病原体が心配だから生食は絶対ダメですのよ」 

御坂「時間をかけて泥抜きしてからしっかり火を入れる必要があるわけね。御味噌汁や、サザエみたいに壷焼きもいいかなあ」 

佐天「そう言えば、タニシ類は卵胎生かつ子沢山なんですよね。だからメスのタニシは肉の中に沢山の子貝……」 

初春「すとーっぷ、佐天さんすとっぷ!」 

御坂「大体想像出来ちゃったわよ……まあギリギリセーフ?」 

白井「まあ、そういう食感をお好みでしたらカワニナがオススメですわよ?ジャリジャリバリバリ感は他の淡水貝の追随を」 

                
「……」  「……」  「……」 


白井「あら?皆さん、どうかなさいまして?」 



809:おさかな煉獄:2011/06/08(水) 10:14:13.90 ID:kBEOpYfK0

打ち止め「ねえねえ、どうしてギンブナにはメスばかりなのって、ミサカはミサカは質問してみる」 

一方通行「あァ?ンな事ワザワザどうして俺に聞く?」 

打ち止め「ほら、この雑誌のプレゼントクイズの問題なんだってばって、ミサカはミサカは理由を述べてみたり」 

一方通行「人を検索エンジン扱いしてンじゃねーぞ、クソガキ!」 

打ち止め「……」 

一方通行(ヤベ、言い過ぎたか?) 

打ち止め「知らないならそう言ってくれればいいんだよって、ミサカはミサk」 

一方通行「なめてンじゃねェえええ!!!イイだろう教えてやる、せいぜい覚悟しろってンだ!」 

打ち止め「覚悟するともさ、ってミサカはミサカは計画通り!」ニヤリ 



810:おさかな煉獄:2011/06/08(水) 10:15:15.63 ID:kBEOpYfK0

一方通行「端的に言えば3倍体のギンブナは雌性発生で繁殖するからなンだが……ふむ、ちっと噛み砕いて説明すンぞ」 

打ち止め「どんとこーいって、ミサー」 

一方通行「通常、オスとメスがいる生き物は御互いの遺伝子を半分ずつ出し合って子供を作るンだが、細胞の中の遺伝子が 
     偶数セットある場合はソレでいいよなァ。だが奇数だった場合は半分にする事が出来ない。3倍体ってヤツだな。 
     こういう生き物は基本的には一代限りの命なンだが、ギンブナは3倍体であるにも関わらず、とある手段で繁殖に 
     成功してる。タマゴをオスの遺伝子を受け取らずに成長さしちまおう、って方法だ。そうすると通常の雌雄交配で 
     行われる遺伝子の混ぜ合せもなく、メスの遺伝情報がまるごとコピーされて子供が生まれる。結果、メスばかりに 
     なったってワケだ。わかったかクソガキ」 

打ち止め「お、おう!……え、あれ?それってもしかして」 

一方通行「あァ、そういうことだな……。メスの遺伝情報をまるごと受けた子供は、遺伝子レベルで母親と同じ。クローンだ」 

打ち止め「……そうなんだ。あれ?じゃあオスのギンブナって全く居ないのかなってミサカはミサカは当然の疑問を提示する」 

一方通行「イヤ、オスとメスで繁殖を行う2倍体も少しは居るンで、ゼロじゃねェよ」 

打ち止め「でも少ししかいないんだね。なんでクローンの方が多くなったの?ってミサカはミサカは新たな疑問を投げかけてみる」 

一方通行「そりゃよォ、厳しい自然界で繁殖期に成熟したオスとメスがタイミングよく出逢って交配するより、メスだけで勝手に 
     ポンポン増えるほうが簡単だからじゃねェの?」 

打ち止め「ふーん、ってミサカはミ……10032号、『魚類も恋は大仕事です、フナなのにコイってぶふぃー』って面白くないよ?」 

一方通行「やっぱり妹達も聞いてンのか……っと、3倍体クローンの繁殖にオスが完全に必要ないってわけじゃねェからな」 

打ち止め「ほえ?」 

一方通行「むしろギンブナのオスは大変だぜェ。メスが産んだタマゴはオスの遺伝子をきっかけに成長をはじめるンだわ。 
     受け取るわけじゃなくきっかけとしてだけどな、だが必要には違いねェ。だから繁殖期にはあちこちでメスが 
     オスをフェロモン出して誘ってくる、数少ないオスをなァ。まるでどこぞの三下みてェな話だが……」 

打ち止め「クローンにモテモテ、ってワケだねってミサカはミサカはどこぞのヒーローさんを思い浮かべてみる」 

一方通行「まァ、オスの数が全然足りないから仕様がねェンだけどな、けどここでウラ技がある。3倍体のタマゴにとって 
     オスの遺伝子はきっかけに過ぎない、どうせ受け取らないンなら同じギンブナのオスの物じゃなくても構わねェ 
     だろうと。例えばニゴロブナとかキンブナとか、そういう近縁のオスをフェロモンで誘って済ませちまうのが 
     むしろ一般的らしィな。そのほうが競争相手も少ねェからな」 

番外個体「ほうほう、それはつまり第2、第3のヒーローで妥協するみたいな?」 

     


一方通行「……ウマヅラハギは淡水魚ですらねェ!!!」 



811:おさかな煉獄:2011/06/08(水) 10:16:29.01 ID:kBEOpYfK0

以上です。わーい、誰も得しなーい。 



812:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 12:54:13.15 ID:/iWiI8xDO

乙!素でへぇ~って言ったわ。 







15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/12(日) 17:16:45.31 ID:kMhKTaP30

以前に使いづらい水槽ネタを投稿したら意外と酷評されなかったので 
こういうスタイルもありなのか?と調子に乗って2作目。途中エコロ臭い表現が出ますがあくまでネタです。 

さかなくん先生が禁書SSを書いた風 



16:おさかな転國 1/5:2011/06/12(日) 17:18:33.93 ID:kMhKTaP30

「なあインデックス、お前タガメって食べたことあるか?」 

「とうま? 一般的に食用とされるメンダーはタイワンタガメって言って日本のタガメとはちょっと違うんだよ」 

「そうなのか。でもタガメには違いないんだし食べられないことはないんだろ?」 

「強い毒があるわけじゃないから、実際に食べる人もいるみたいだね。オスのメンダーはキンモクセイの香りがするみたい」 


「カメムシ目だもんな、ニオイもあって当然だろ。そういえばアレ、かなり強い虫なんだぜ」 

「現出したとある悪魔が、陸海空を征し自身の数倍の体重の獲物を仕留める事の出来るタガメこそ最強の生物だ、って言ったらしいよ」 

「悪魔? なんだそりゃ」 

「なんでもないかも。ところで日本ではタガメを始めとした水生カメムシ類は多くが絶滅危惧種なんだよ」 


「都市化やそれに伴う水質汚染なんかで生息域が減少したのが原因だろうな」 

「広大で浅く綺麗な水溜りなんてもうめったに見れないもんね」 

「ちょっとした田舎でもアメンボしかいないもんな」 

「とうまも、ウエドッチとかシタドッチって知らないんじゃない?」 


「馬鹿にするなよ?ミズカマキリのことだろ。長い触角と長い尻尾のある長細い体のせいでどっちが頭か分らないっていう」 

「な、なんで分ったのかな……? 方言なんだよ、それ」 

「へっへー。生き物の地方名ってのは結構いい加減でオカシイ名前が多いから何となく覚えちゃうんだよ。タイコウチの地方名とか」 

「とうま!! それ以上は口に出すべからずなんだよ!!」 



17:おさかな転國 2/5:2011/06/12(日) 17:19:37.72 ID:kMhKTaP30

佐天「橋の上から川を見ると、魚の群れがウヨウヨしてることがあるじゃないですか。あれって食べれる魚なんですかね?」 

初春「さー、どうでしょう? 都市型河川の場合、コイを大量に放流することがあるみたいですが」 

白井「綺麗になった川をコイが悠々と泳ぐ、そんなイメージ戦略でしょうけど。コイは相当な汚水でも平気な魚だというのに」 

御阪「むしろ水底を引っ掻き回して水草をダメにしちゃったり、環境的にはマイナスも多い放流なのかもね」 

白井「それはともかく、コイならもちろん食用。場合によっては高級魚扱いもされますわね」 

初春「ただ、底棲魚類は雨の後のニオイと同じ成分を体内に蓄積してますし、生息地によってはその度合いが増します。結構クサイです」 

佐天「時間をかけた泥抜きとニオイの元を分解する必要があるのね。食べるのにかなり手間がかかるなあ」ムー 


御坂「河川の中流域で見つけた群れなら、オイカワかもしれないわね」 

初春「地方によってはハエ、ハヤ、シラハエ、ヤマベなんて呼ばれるみたいですね。カワムツやウグイと混同されることもあるとか」 

白井「まあ、学名に雑魚って付くくらいどうでもいい扱いの魚ですから。遊びで川釣りをなさる方には人気のようですけど」 

佐天「で、それ食べれるんですかね?」 

初春「オイカワは……食べられなくはないと思いますけど、もしこの魚が美味しかったら佐天さんどうします?」 

佐天「え、そりゃあ網でも持ってきていっぱい捕まえて……あ、そうか」 

御阪「沢山いるのに誰も捕まえないんだから、味は期待できないって事よね」 

佐天「残念だなあ。やっぱりそんな旨い話はないよね……」ハァ 


初春「佐天さん……。あ! ありますよ! 沢山いてしかも美味しい魚! 遡上を狙うんです!!」 

御阪「遡上って、鮭とかアユとか? そりゃその辺りは味は保証済みだけどさ、沢山捕まえ放題って感じじゃないわよ?」 

白井「それともマイナーなところでカワヤツメなど? アレも近年漁獲高が減って来ているとか。美味しいですけど」 


初春「いえいえ、そんな一級品やググるな危険を用意したりはしません! 私がオススメするのは『ボラ』です!」 


佐天「ボラ? あー、時々ニュースで川を大量に埋め尽くす魚って出てくるアレ? ……全く良いイメージ無いんだけど」 

御阪「いやいや、なるほどね~。ボラは確かに美味しい魚よ? コイと同じく水底系だから生息域によってはニオイがあるけど」 

白井「かなり大きな魚ですし、調理に際して特別な処理も必要ありませんわよ。確かにオススメですわね」 

御阪「焼いてよし、揚げてよし、煮てよし、刺身でよし。タマゴはカラスミの原料だし。初春さん、いいとこ突いてくるわね」 


初春「なにより、普通すぎて大量発生でニュースにならない限り誰も注目しない魚なんです。普通な佐天さんにピッタリです!」 



佐天「」 




御阪「いや、でもほら、ボラは出世魚だしさ……」 

佐天「アタシの行き着く先はトドですかあああああああああああああああああああ!?」 



18:おさかな転國 3/5:2011/06/12(日) 17:20:25.54 ID:kMhKTaP30

打ち止め「ねえねえ、ザリガニって美味しいのかなあ?ってミサカはミサカは突然疑問を投げかけてみる」 

一方通行「なんだァそりゃ? お前最近俺をホンキでナメてンな?」 

打ち止め「ミサカは日本の自然と農業、そして漁業を真剣に考えているんだよってミサカはミサカは大真面目な顔でアピールしてみたり!」 

一方通行「くっだらねェ。なーンでそれがザリガニの味と関係すンだっつゥの」 

打ち止め「はっ、あなたは1から10まで説明しなければ理解が出来ないんだねってミサカはミサカは……痛っ、グリグリはやめてー!」 

一方通行「ったく、調子にのンな。で、結局何が言いたいンだよ?」 

打ち止め「うぅ~……。んとね、ここでいうザリガニはおよそ90年前に輸入されてきたアメリカザリガニのことなの」 

一方通行「聞いたことあンな。食用のウシガエルのエサとして20匹だけ仕入れたザリガニが逃げ出して爆発的に繁殖、日本中に広まったって」 

打ち止め「その話は全く真実味がないよね、ってミサカはミサカは陰謀説を仄めかしてみたり」 

一方通行「まァ、ブラックバスみたいに誰かの暗躍があったのかもな。ンな事ァ今更どうでもイイが」 

打ち止め「とにかく日本全国に一気に広がったアメリカザリガニは色々な問題を起こすの、ってミサカはミサカは両手でチョキチョキ」 



19:おさかな転國 4/5:2011/06/12(日) 17:21:18.63 ID:kMhKTaP30

一方通行「雑食性で繁殖力が強く、天敵が少ねェから他の生物は堪ったもンじゃねェ。水棲昆虫や両生類、魚卵に稚魚まで食い尽くす。 
      それは植物も例外じゃねェ。ハサミで切り倒されて朽ちて土に返る事すらなくヤツラの食料になっちまう。というか朽ちた 
      植物すら食べるンだったな。そンな多様すぎる食性を持ってるからどンな環境でも棲息しちまう。河川、湖沼、水溜り、池 
      それに農業用水に水田にドブ川。タニシに匹敵するタフなヤロウだ」 

打ち止め「結果としてアメリカザリガニが増えるとアメリカザリガニしか居なくなるの、ってミサカはミサカは誇張表現を使ってみたり」 

一方通行「言い過ぎじゃねェよ。実際そォなっちまうとザリガニは共食いをして命を繋ぎつつ別の場所を探すンだがな。そォいや本場 
      アメリカじゃコイツらの対策ってあンのか?」 

打ち止め「天敵のブラックバスがいるアメリカでは爆発的発生はあんまりないみたい。それを日本でも真似てザリガニ対策にバスを放流 
      したって例もあるんだって、ってミサカはミサカはバッカじゃねェの? って柄にも無く毒づいてみたり」 

一方通行「逆にバスを駆除したからザリガニが増えたじゃねェか、とか言い出すヤツもいるだろォからその辺にしとけ。ンで? 増えすぎ 
      たザリガニは水田では稲を切り倒したりもするらしィが。それでどォすンだよ、駆除かァ? 確かアメリカザリガニは特定外来 
      生物に指定されてねェんだろ? 日本の侵略的外来種ワースト100には選ばれてどォして要注意生物なのか知らねェが法的には 
      それほど脅威じゃねェって扱いされてンじゃねェか」 

打ち止め「そうなの、だからこそだよ! 積極的に駆除するまで法律が動いていないんだったら、捕っちゃえばいいんじゃないかって」 

一方通行「なるほどな、そこで最初に話が繋がるワケか。ウマイかどォか」 

打ち止め「そういうこと、美味しいなら沢山捕って数を減らそうってミサカはミサカは今夜はエビフライがいいと希望を述べてみたり」 


一方通行「アメリカザリガニは食える、それは間違いねェ。原産国アメリカじゃ名物料理になってンしフランス料理にだって使われる。 
      寄生虫が怖いつってもそりゃ全ての淡水生物に言える事だ、火さえ通せば問題ねェ。大きさのわりに食えるトコが少ねェが 
      そォいうもンだと割り切りゃイイ。肝心の味もマズくはねェらしィな。けどよォ、じゃなンで誰も捕らねェ?」 

打ち止め「え……っと」 

一方通行「イメージが悪ィンだよ。ドブ川に棲ンでる生き物ワザワザ食わなくても誰も困らねェくらいには豊かな国だしなァ。それと 
      泥ン中で生活してるンで調理の前には長時間泥抜きしなくちゃいけねェ。そのまま使える旨いエビが売ってンなら誰しもが 
      そっちを選ぶンじゃねェのか?」 

打ち止め「そっか……食べつくして環境保護作戦は難しいかあ、ってミサカはミサカはあの美味しそうな赤色を恨んでみたり!」 



20:おさかな転國 5/5:2011/06/12(日) 17:23:38.11 ID:kMhKTaP30

一方通行「考え方は悪くねェけどな。っと、あの赤色はカロチノイド由来だ。ザリガニが元から持つ色じゃねェ」 

打ち止め「え、えっと、ビタミンAってこと?」 


一方通行「ここではその理解でイイ。動物は基本的に作れない成分だよなァ。他にも鮭の肉の色やフラミンゴの色もそォだったっけ。 
      カロチンを原料にして作るアスタキサンチンってやつだ。エビの場合にはそれとそれにタンパク質をくっつけた青い色素 
      カロチノプロテインってやつが合わさって体色が出来上がってる。エビやカニを茹でると赤くなンだろ? アレはカロチノ 
      プロテインのタンパク質が加熱による変性でアスタキサンチンを離しちまうからなンだわ」 
     

打ち止め「カロチノイドで赤を作って、赤にタンパク質がくっつくと青くなって、青のタンパク質が壊れると赤……」ブツブツ 


一方通行「そこでだ。もしザリガニがカロチノイドを含まないエサで育ったらどォなる? アメリカザリガニの赤い色はどんどん失われ 
      次第に青くなり、更には白くなっちまうンだぜ。植物性のエサを避けてアジやイワシなンかで育てれば誰にでも出来ンぞ」 


打ち止め「白いアメリカザリガニ!? なんだかとっても可愛い気がするって……あ、でもビタミンAを抜くってことなんだよね?」 
      
一方通行「あァ、皮膚や粘膜の正常な分化、粘液の精製を司るんだったかなァ。そういう白いザリガニは実は栄養失調って事だな」 

打ち止め「し……死んじゃあダメだよ!ってミサカはミサカは思わず抱きついてあなたの体を心配してみる!」ダキッ 

一方通行「は、離せクソガキ、俺が白いのはカロチン不足じゃねェよ!……多分」 

打ち止め「だってお肉しか食べないし、そういう理由か!ってミサカはミサカは天然さんじゃないあなたの白さがちょっぴり不安なの」 

一方通行「ったく。大体なァ、肉だってカロチノイド貯めてる部位食やァ補給出来ンだよ。エビやカニでもイイしな。それと言っとくが 
      天然の白いアメリカザリガニだって居るンだ。突然変異個体だが、アルビノって言うなよ?」 

打ち止め「アルビノは先天的なメラニンの欠乏だよねって、ミサカはミサカはあなたはそうじゃない事を再確認してみたり」 


一方通行「あァ……多分な。天然の白いザリガニは何らかの原因でアスタキサンチンの赤い色が発現してねェって事だ。だからエサで 
      白くしたザリガニと違って栄養失調状態だったり弱ったりしていねェ可能性もある。だが自然界は厳しい。雪山でもなきゃ 
      白い色の生き物なンて目立っちまうからなァ。当然外敵に襲われやすいンでそういう個体は寿命まで生きらンねェだろォな」 


打ち止め「……頑張ったんだねってミサカはミサカは……」ダキッ 

一方通行「俺は大丈夫だっつってンだろォが! ……もう、大丈夫なンだよ……今は」 




ガチャっと「ただいまー」 



番外個体「ちょっとお、 言われたとおりザリガニ沢山捕って来たんだけど、コレどーしたらいいのかな?」ビチビチビチビチビチビチ 

芳川桔梗「エビフライ楽しみだわ。でも凄かったわよ、こうビビビッって。アレも電気漁っていうのかしら?」 




一方通行「……せめて話を全部聞いてから行けェ!」 



21:おさかな転國 :2011/06/12(日) 17:24:31.46 ID:kMhKTaP30

以上です。お目汚し失礼致しました。 



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県):2011/06/12(日) 17:27:16.62 ID:ZOqR3nXg0

ザリガニのくだりでサバイバル思い出したわ 



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/06/12(日) 17:55:28.77 ID:vgXO2DiCo

○○○ハサミか… 



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県):2011/06/12(日) 18:36:03.57 ID:Nc6imuvJo

我が四万十川流域でもバスやギルがバカみたいに増えてるからなwwwwww 
一度釣った傍から塩焼きにして食ってみたが、骨が多いし臭いからうまくなかったわwwwwwwww 



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県):2011/06/12(日) 19:45:35.68 ID:ZNfWJ1CJo

おい日本最後の清流大丈夫なんか 



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海):2011/06/12(日) 20:08:54.64 ID:vf/dtraAO

うちの長良川も、下流は駄目だ。 



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/12(日) 21:50:34.17 ID:nB7e2h/lo

四万十川って最後の清流っていうわりに水質ランキング良くないんだよなw